活性酸素を除去する方法

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酸素と活性酸素の違い

全ての物質は原子と原子が集まった分子からできています。原子は原子核とその周囲を回る電子からなる物質です。原子核の周りの電子はペアになりたがる性質があります。

酸素や活性酸素をつくっているのは酸素原子です。2個の酸素原子が結合すると酸素分子になりますが、酸素は他の分子に結びついたり電子を奪ったりする性質があるため化学反応を起こしやすい物質です。

酸素が他の物質などと化学反応をおこした結果、より電子を奪いやすい活性酸素に変化します。

分子構造は本来の酸素分子とそれほど大きく違いませんが、酸素分子以上に不安定かつ強引な性質を持つため、糖質や脂質、アミノ酸など各器官を構成する分子を酸化するなどして体内に悪影響を与えてしまいます。

活性酸素には主に4つの種類があります。

電子のやりとりはめまぐるしい勢いで進み、電子を奪う力の強いものほど短時間で消滅しますが、数が増えれば細胞組織の酸化はどんどん進んでいきます。

活性酸素の種類

1.スーパーオキシドアニオン

スーパーオキシドアニオンは、人間の体内でもっとも大量に発生する活性酸素です。他の活性酸素に比べると反応性が低く身体に与える影響も少ないと考えられていますが、電子や水素原子のやりとりが進むことでヒドロキシラジカルなど毒性の強い活性酸素に変化する可能性があります。

2.ヒドロキシラジカル

ヒドロキシラジカルは、スーパーオキシドアニオンや過酸化水素から発生する活性酸素です。活性酸素の中で最も反応性や酸化力も強いもので、あらゆる化合物と反応するため、体内への影響力が最も強い活性酸素です。反応性が強いため特に体内に影響を及ぼさない化合物と反応し無害な物質となって排出されることもあります。

3.過酸化水素

過酸化水素の電子は全てペアになっているため酸化力はそれほど大きくありませんが、わずかなきっかけで2つに別れ、ヒドロキシラジカルになってしまいます。過酸化水素はオキシドールとも呼ばれおり、消毒薬としても利用されています。 

4.一重項酸素

一重項酸素の電子は全てペアになっていますが酸化力は強いです。体内でこの酸素がどのくらい生成されているのか、何らかの危害を加えているのかは未だはっきりと分かっていません。

フリーラジカルとは

人間の細胞組織の酸化の原因としてフリーラジカルという言葉がよく取り上げられます。

フリーラジカルとは、他から電子を奪う性質が強いものの内、ペアの無い電子をもつタイプのものをいいます。

つまりフリーラジカルとは、ペアになっていない電子を抱え、非常に反応しやすくなっている原子や分子のことです。

フリーラジカルの中には電子のペアを作るために他の分子から強引に電子を奪うものがあり、その代表格が活性酸素です。

活性酸素にはフリーラジカルのものも、そうでないものもあります。

フリーラジカルが最もターゲットにするのが、多価不飽和脂肪酸であるといわれています。

フリーラジカルに攻撃された脂肪酸は過酸化脂質と呼ばれる有害な脂質に変化します。この過酸化脂質はいったん生成されると過酸化が加速度的に進んでしまい、コレステロールやタンパク質も酸化させます。

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